GigaCC

「旭化成グループでは、社外とのファイル送受信の公認 ツールとして、GigaCC を活用しています」

旭化成株式会社

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旭化成株式会社

旭化成グループでは、社外とのファイル送受信を行うツールとして2011年4月にGigaCCを導入しました。すでに活用されて14年目に入り、従業員は社内ツールの一つと認識しています。導入の経緯と効果について、旭化成株式会社 デジタル共創本部  IT統括部 基盤システムグループ 共通基盤チーム チームリーダー 北野洋平氏(写真左)と旭化成ネットワークス株式会社 営業部 部長 大塚信好氏(写真右)にお聞きました。

住所 東京都千代田区有楽町一丁目 1番2号 日比谷三井タワー(東京ミッドタ ウン日比谷)
代表者 代表取締役社⾧ 兼 社⾧執行役員 工藤 幸四郎
設立 1922年5月25日創業 1931年5月21 日設立
資本金 103,389 百万円
事業内容 旭化成株式会社は、旭化成グループの事業持株会社であり、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域で、7つの事業会社を中核にグループとして事業を展開しています。

社外とのファイル送受信の公認ツール

旭化成グループにおけるGigaCCの利用状況について教えてください。

旭化成グループでは、2011年4月から社外とのファイル送受信の公認ツールとしてGigaCCを活用しています。
導入当初よりグルーブ内に提供しており、ファイル送受信ツールとしてすっかり定着しています。社内のイントラサイトには専用のサポートページも用意してあり、あたかも自社サービスのように従業員は活用しています。現在、3万5000アカウントを運用しています。

運用管理体制について教えてください。

GigaCCはグループ会社の旭化成ネットワークスが日本ワムネットと契約し、導入しています。旭化成ネットワークスはグループのデータセンター、システム運用やインフラ管理などを担当しています。

旭化成ネットワークスはGigaCCに関して、導入から運用、グループ内のサポート窓口として機能しています。従業員からの問い合わせに対しては、対応ノウハウが構築されていますので、旭化成ネットワークスでの対応でほぼ解決できており、日本ワムネットに問い合わせることはほとんどありません。

外部記憶媒体の代替としてGigaCCを導入

GigaCCを導入した経緯を教えてください。

導入前は、USBやCD、DVDなど外部記憶媒体を使って、社外とのデータのやり取りをしていました。例えば当グループの事業の中には住宅があります。CADを使って作成した家の設計図はデータ量が大きくなるため、外部記憶媒体に頼らざるを得ませんでした。機密性の高いデータを取り扱う事業部門によっては、独自でファイル送受信システムを組んでいたところもありました。やはり当社としては事業会社間、お客様との間で一般的なインターネットを経由してのデータのやり取りはしたくないと考えていました。

外部記憶媒体の場合、ウイルスやマルウェアの感染、紛失などのリスクもあります。一方でデジタルカメラの普及、PowerPointの活用など一つのファイルサイズが大きくなる傾向があるとともに、インターネットの通信速度も徐々に高速化しつつありました。
そうしたことから先を見越して、グループとして外部記憶媒体の使用禁止、というルールを定めました。
そのときに外部記憶媒体の代替としてGigaCCを導入して、社外とのファイル送受信の公認ツールとしてGigaCCを従業員向けに提供することにしました。

使い勝⼿が良く、セキュリティ要件をクリア

オンラインストレージサービスを選定したときの要件を教えてください。

グループでの導入となりますので、利用する3万5,000⼈の従業員のアカウント登録ができることが必須でした。そのために信頼に足りる導入実績をお持ちで、当グループが必要とする機能を備えており、セキュリティ要件をクリアしていることが要件です。

オンラインストレージサービスとしてGigaCCを選んだ理由を教えてください。

何といってもメール送信と同じ感覚で使えるという、使いやすさです。グループで使用することを前提で考えると、従業員のITリテラシーにばらつきがありますので、ITに関して明るくない従業員でも使える使い勝手、操作性の良さが必要でした。実際に拝見すると操作画面がわかりやすく、マニュアルがなくても運⽤できる点は高く評価しました。あわせて住宅から医療など幅広い分野のお客様がいらっしゃいますから、お客様にとっても使いやすいシステムであることが重要でした。

また、機密性の高い情報を社外とやり取りする場合もありますので、セキュリティの観点から、パスワードでの保護、受け取りの特定もでき、きちんとログが残ることも重要でした。実際にGigaCC導入後は社内ルールとして、機密性の高い情報を社外とやり取りする場合は、基本的にGigaCCを使用することとなっています。

導入以来の安定稼働とサポート体制の安心感

GigaCCを導入した成果などがあれば教えてください。

・送信受信の両方が可能
お客様とファイルのやり取りをする際、GigaCCは送信だけでなく、返信用URLを送信して返信してもらうことができます。住宅や医療など幅広いお客様がいますので、お客様のITリテラシーに関わらずに、負担感なしで簡単に資料などのデータをお送りいただけます。お客様とのデータのやり取りが多い従業員からは高く評価されています。

・導入以来の安定稼働
導入以来、GigaCCは安定稼働しており、運用に関してはほぼノータッチの状況です。従業員からの問い合わせもほとんどありません。仮にトラブルがあったとしても、日本ワムネットにはメールでのサポート対応だけでなく、電話によるサポート対応がありますので、いざというときには電話をかければ良いというのは、安心感につながっています。

長年の対応に満足、今後の提案にも期待

今後の拡張予定などがあれば教えてください。

一部の社内システムにおいて、GigaCCとの連携による業務効率化を図っています。今後も利用部門からの要望に応じて、同様の対応をしていく予定です。

GigaCCおよび日本ワムネットへの評価と期待をお聞かせください。

GigaCCの活用を始めて14年目に入りました。グループ内でも定着していますし、長年の日本ワムネットに対応にも満足しています。今後とも適切なサポート、ご提案に期待しています。

旭化成株式会社について
旭化成グループは、1922年に創業した総合化学メーカーです。日本経済の発展や社会・環境の変化に対応しながら積極的に事業を多角化し、事業ポートフォリオの転換を図り、成長してきました。現在では、事業持株会社である旭化成株式会社と、7つの事業会社を中核に、付加価値の高い素材・製品群を展開する「マテリアル」、住宅・建材事業からなる「住宅」、医薬・医療・クリティカルケア事業からなる「ヘルスケア」という3つの領域で事業を展開しています。
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